大河内城

2019年4月15日

三重県松阪市

 漢字で書く時は『おおこうち』と書いていて、ナビで入力しようとしたら、全く出てこなかったので、ググってみたら、『おかわち』でした。
 ちなみにおちとしては、『おかわちじょう』でも、ナビで出てこなかったというおちでした。地図で直接探して指定しました。

 松阪インターを降りて、最初の交差点を右折。
 その県道は、ほとんどがセンターラインのない区間です。とはいえ、止まらなければすれ違えない区間はほんのわずかで、ほとんどの道が、少しスピードを落とせばすれ違えるレベルです。
 県道をひたすら突き当たりまでまっすぐ進み、国道166号にぶつかったら、そこを右折。
 ちなみにコンビニは、その突き当たり少し前にあるミニストップが最後です。というより、高速降りてからの道ではその一軒のみ。
 国道166号に出たら、またまっすぐ進み、かなりわかりづらいですが、大河内公民館という小さな看板と、少し空き地になっている所で右折。
 大きめの車か、運転に自信のない人なら、この先の道路がかなり狭くなっていますので、その空き地で駐車しましょう。
 大河内城の説明っぽいものもありましたが、自分は車で奥までいったので、見ませんでした。
 その駐車場をスルーしてさらに進み、突き当たりを右折してすぐに大河内城の看板があるので、そこを左折すると雑草が生い茂った広場がありそこが駐車場。
 特にその左折がかなり狭くなっていますので、ぶつけないように注意しましょう。

 ナビを信じて道を行くより、ナビで近くまで行ったら、国道166号線で右を見ながら運転した方がいいかな。
 自分のナビでは、指定した場所が悪かったのか、国道166号当たる前のコンビニの所で右折しろと言われたので無視していら、ひたすらUターンさせようとしてましたが、あそこからどう行くんだろう。

 さて、駐車場につき降りたら、石で舗装された道があります。斜度はそれなりにありますが、距離もそう遠くなく、すぐに城跡につきます。

 

 登りきると、石垣と看板。崎谷矢津と書かれていて、意味不明でしたが矢津町の崎谷という場所へ行く道って事なのかな。

 
 崎谷矢津への道は、かなり狭く草が生い茂っていましたが、そのまま進んでいくと、城外へ出て、普通の道にでました。

 崎谷矢津でない道を進むと、まずは二の丸。かなり狭いですが、石垣は立派な物です。とはいえこの石垣は当時の物ではないでしょうね。

 二の丸から進むと、石でできた鳥居と階段があり、登ると馬場跡です。こちらは広めですが、椅子が……。
 ちょうど、桜の時期だったからなのか、それとも常設なのか、少し景観にそぐわない。

 二の丸から、更に進んで行くと、階段があり、今度は木製の鳥居をくぐると本丸跡。
 その途中にトイレがありましたが、物凄い汚かったです。

 本丸跡もそれなりの広さがありますが、相変わらず椅子が……。
 その他にも大きな石碑と、賽銭箱付きの小さなお宮と、大河内城の説明文が書かれた看板がありました。

 本丸跡から更に進んで行くと、西の丸跡ですが、その前にマムシ谷。
 どうやら、この人工の橋の下の事みたいですね。

 西の丸は、何の建物かはわかりませんでしたが、木造の建造物と物置き場?らしきもの。

 ちなみに、西の丸とマムシ谷あたりから入れる狭い獣道がありました。
 どこかにいけるというわけではないですが、適当にさまよい歩きました。所々に広い場所もあったりしますが、まあ何かあるわけでもないので、特に探索する必要もないでしょうが。
 途中で、道が崩れている所があったり、落ち葉等でかなりすべりやすくなっていますので、探索したい人は気を付けて。

 総合的な感想としては、人工物が多すぎるかな、城跡というより、地域の人たちの集う場所という形になっている。
 観光地ではなく、地元の住民用として整備されている感じでした。
 ただ、城跡としての遺構は結構残っており、大きさもそこそこで、城としての面影を残している。城跡を見に行くという目的に対しては、問題ない場所でしょう。