霧山城跡

2019年4月15日

 久々の更新は、『行こう』です。前に書いた様にこれからはなるべく色々な所に行ってみたい。冬の間は篭っていましたが、暖かくなったので、久々の遠出をしてきました。季節はもうすぐ春になるあたりです。

 霧山城跡、城の有名処は結構行っているので、マイナーな城が多くなる筈。一応続100名城らしいですが、登ってから降りるまで、誰ともすれ違いませんでした。
 場所は、三重県美杉町。
 車でのアクセスは、松阪ICか勢和多気で降りるのが一番近いのですが、峠越えが狭い道ですので、久居ICか一志嬉野ICで降りるのがよいかと。
 久居からは、国道165を直ぐに県道503に入り、県道15号に入る。一志嬉野からは、県道580のグリーンロードを県道15号にぶち当たるまで行く。
 その後は、15号なのか、29号なのかわからないが、ひたすら真っすぐ。(一か所、狭いので左折して下さいの道があるので、そこは左折して、元の道に戻る時は左折。そこ以外は真っすぐでOK)
 そして、突き当りで国道422にあたるので、左折して5分ぐらいしたら、交差点に看板が出てきます。
 目当ては北畠神社です。霧山城では出て来ませんので、そこはご注意を。

 さて、車を降り、鳥居をくぐると右が北畠神社で、左が霧山城登山口です。
自分は一応、北畠神社にも参拝させていただきましたが、あまり境内の写真はとりたくないので、城跡のみで。

 問題の登山ですが、1350mの看板とその横の狭い道。最初からくじけそうになりました。

 庭園を右手で見ながら細い道を登り始めて直ぐに、いきなりの急勾配。

 少し登っただけで、お参りした北畠神社がかなり下の位置に。

 ここらで、もうかなりくじけそうになってきました。
 正直な所、この最初の急勾配が無理だと感じたら、早々と引き返した方がいいです。

 そして、第一の休憩所。結構広々とした場所で、見える景色に対して、説明も書かれています。

 その後も、平坦な道や勾配となっている道。丸太を埋め、階段状になっている道が続き、残り610m

 

 しかし、そこから見上げた道は、更なる絶望感が。

 この、たった90mは、地獄でした。
 看板を見た時の、たった90mしか進めてないのかという絶望感。

 最後の難関。

 そしてついに城跡着。右が本丸方面です。

 鐘突堂からの景色。
 右の写真。左の大きな建物は道の駅美杉ですね。
 右の交差点から手前に続いている道が、北畠神社へ至る道です。

 そして、少し戻って、本丸方面に。
 矢倉跡と本丸はすぐ近くでした。

 城跡としての遺構というより、城跡までたどり着くまでの道すがらを楽しむ。山城跡というカテゴリを楽しむにはもってこいの場所かと。
 しかし、ここまで険しく急斜面な土地に城を作っても、当然の如く、普段は下でしか生活できないですよね。
 ただ、山城といっても、そこまで大きくなさそうなこの城で、どれだけの数が籠城できるのだろうか、という疑問は浮かびました。
 

 そして、帰り道。
 ここで、注意点。帰りはそれほどきつくないです。
 行きはベンチがあったら、必ず休憩しましたが、帰りは一度も休憩せずに帰れました。しかし、かなり滑りやすく、さらに道が狭い、下り坂という条件下で、かなり危ないので、十分に注意して下さい。
 ちなみに、行きは40分強、帰りは30分程度でした。

 しかし、帰り道を見てみると、よくもまあ登ってきたものだと感じました。

 最後に、周辺の写真をいくつか。